ともちゃんの模型教室

第2話 とりあえずブチッといきましょ

さて作るキットも決まった事だし、いよいよ製作に取りかかろうか?じゃあまず、説明書を見てすべての パーツが揃っているかを確認しよう。もしここで足りないパーツや欠損があれば、お店で交換してもらうか メーカーに取り替えてもらおう。作る前に確認することが重要だよ。

わかりました〜。えーっと...これもあるし、これも大丈夫。これでOKかな。 パーツは全部大丈夫で〜す。

よし、じゃあ説明書に沿って作っていこう。まずC3,4のパーツだね。これをランナー(枠)から切り取って

は〜い。切り取りました!!!

パーツ請求券は取っておこうね
えぐれましたな

待てー!!!!!
人の話は最後まで
聞けっつうの!!!



えっ!また! やっぱりフリーダムって悪者?

いやだから根本的に敵とか味方とかじゃなくて! あのね、パーツを切り取るときもきちんと専用の道具を使わなきゃだめなんだ。 手でもぎ取るのは一番まずい手だね!

(もしかしてダジャレ?怒りつつボケ?)

ゴホン! いいかい、まず手でもぎ取るとパーツをいためちゃったり壊しちゃったりする原因になるんだ。 手も怪我しちゃうかもしれないから危ないよ。爪切りやハサミで切る人もいるけどこれもやっぱり ハサミの刃を傷めちゃうからおススメはできないね。

じゃあ、どうしたらい〜の?

そうだね、一般的にはプラスチック用のニッパーでパーツを切り取るんだ。 切り取り方を説明していくからよく見ててね。

プラスチック用って書いてあるでしょ
余裕を持って切り取ろう まずニッパーは平らな面をパーツ側に向けて、パーツから少し離れた部分で切るんだ。余分に残して おくというのがポイントだよ。やってごらん。

ぱちん、ぱちん こんなんなりましたが。

OKだね。じゃあ次に余分に残した部分を処理するよ。

こんなんでいいんです
気をつけてね ここで使うのはデザインナイフという道具だよ。これは普通の事務用カッターナイフよりも切れ味が鋭いから注意してね。 鉛筆を持つ要領で使うといいよ。 さて、残っている部分、これはゲートっていうんだけどこのゲートをデザインナイフで切り落とすんだ。ここでも一気に 切らずに少しずつ削るように切り落としていこう。 それから、手でパーツを持つのが難しい場合は写真のようなカッティングマットを使うと机も傷つかなくて便利だよ。

う、うー...。使い慣れないな。あーっ!切りすぎたかな?

削りすぎちゃっても修正方法はあるから大丈夫。それに運良くこの部分は見えなくなる部分だしね。 さっきのもぎ取っちゃった痕も見えなくなるから大丈夫。

このぐらいまで削ればOK。次はヤスリがけだよ。ここまでくると切った痕がきれいになるんだ。

やっときれいになるんですね!

切れましたね
サンドペーパーセットです これがサンドペーパーだよ。400番、600番、1000番というのは目の粗さのことで数字が大きくなるほど 細かくて滑らかに削れるようになっているんだ。そうだな最初は400番から行きますか。

こんな感じでいいですか〜? ジョリジョリジョリジョリ....。 ちょっと手が疲れるな。

じょりじょり
こんなやり方もアリ 写真のようにサンドペーパーをプラ版などの硬くて平らなものに巻いて使うと綺麗な平面に削れるしやりやすいよ。 その調子で600番、1000番までやってみよう。

おーっ!切ったとこがどこだか判んなくなってきた!これでOKっすか〜!先輩!

よくできました。それじゃ他のパーツも同じやり方で綺麗にしていこう。時間がかかるけど のんびりやるといいよ。

なんか作ってるって感じになってきましたね。出来上がりが楽しみだな〜。

そう、その気持ちが大切!ちょっとぐらい失敗したって気持ちを込めて作ることが大切なんだよ。

じょりじょりじょりじょりじょりじょり........。

いいかんじですね
改造パーツはあとで語ろう じゃあともちゃんが頑張っている間にその他のパーツの切り方も説明しておくね。お店にちょうどいい 改造パーツがあるから、これを使ってみよう。 まずは、クリアパーツと呼ばれる透明なパーツ。これは素材の性質上普通のパーツと較べて ヒビが入りやすいんだ。ニッパーで切ると切り口からひびが入って白くなっちゃうんだよ。 だからこれは他のパーツより離れたところから切り取ったほうがいいね。

写真のように余分に切り取る分を多めに切っておいて、デザインナイフでパーツのぎりぎりのところまで 根気よく削っていこう。クリアパーツはヤスリがけすると白くなってしまうからデザインナイフで がんばってけずって行こう。 ちなみにHGフリーダムガンダムのサーベルは白いパーツだからこのクリアパーツに交換しようね。

飛行機のコクピットなんかも注意だね
ガンダムの必須アイテム、角 あ、先輩!このパーツはちょっと切りにくいんですけど!

なるほどアンテナのパーツだね。確かにこのパーツは難しいね。ゲートの長さが短くてパーツに 傷がついてしまいそうな場合はランナーごと切っちゃおう。でも、ランナーは太いから力を入れすぎると 勢いでパーツが壊れてしまう場合があるから注意してね。

そっか〜。細かいパーツや切り離しにくいパーツは無理せずにランナーごと切っちゃうんですね。 ぷちん、ぷちん。

慎重にね。後のやり方は同じだけど角を折らないように気をつけてね。

ヤスリがけすると自分の爪まで削れるんですけど.....。

はい、それじゃ今日のおさらいをしよう。パーツの切り出し方は3つのポイントがあったね。

1.ニッパーで切るときはゲートを残して切る。
2.残ったゲートはデザインナイフで少しずつ削る。
3.最後にサンドペーパーをかけて綺麗に仕上げる。

地味だけど大切な部分だから丁寧にやっていこうね。出来上がりに差が出てくる工程だよ。 さて、次回はパーツの接着に行ってみよう。いいかな?

角は大切に
ほら隙間あいてるでしょ 先輩!説明書どおりくっつけましたよ!

またもやってくれましたね。
(ためいき)....



えっ!何?



出演:
タミヤ フィニッシングペーパー 細目セット
タミヤ クラフトツール 精密ニッパー
オルファ 細工用ナイフ
WAVE Q・サーベル(ピンク)